覚え書きブログ

Raspberry Piの覚え書き(シリアル接続編)

RasPiと周辺デバイス(センサやモータドライバ)とのシリアル接続の動作確認に、screenとminicomを用いてみたので、メモっておく。

まず、RasPiのシリアルポート用のデバイスファイル「/dev/ttyAMA0」があるかどうかを確認する。

> ls /dev/ttyAMA0
/dev/ttyAMA0

次に、screenをインストールする。

> sudo apt-get install screen

そして、デバイスファイル「/dev/ttyAMA0」とボーレート「115200」を指定して、screenを実行する。

> sudo screen /dev/ttyAMA0 115200

最初は何も表示されないが、文字を入力するとエコーバックがあり、周辺デバイスからの入力が表示される。

screenを終了するためには、「Ctrl+a k」キーを入力する。

次に、minicomをインストールする。

> sudo apt-get install minicom

minicomをsオプションで起動する。

> sudo minicom -s

メニューの中から「Serial port setup」を選択し、「A」キーを入力して、デバイスファイルとして「/dev/ttyAMA0」を入力し、Enterを2回を押す。次に、メニューの中から「Exit」を選択すると、コンソール画面になり、通信が開始される。
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エコーバックを利用したい場合、まず、「Ctrl-a z」でコマンド一覧を表示し、そして、「local echo on/off」の「E」を入力する。また、先ほどのSerial port setupに戻りたい場合は、コマンド一覧から「configuration」の「O」入力する。

minicomを終了するためには、「Ctrl-a z q」を入力する。