全天球カメラのRicohのTheta SをRaspi3に接続して、motionでストリーミング配信してみた。
www.ricoh-imaging.co.jp
1)v4l utilityをインストール
> sudo apt-get install v4l-utils
2)Theta Sを、RasPiに接続
Theta Sをライブモード(カメラボタンを押しながら、電源を投入)で起動し、RasPiのUSBに接続する。そして、RasPi側でTheta Sが認識されたかどうかを以下のコマンドで確認する。
> ls /dev/video0 /dev/video0 > v4l2-ctl --list-devices RICOH THETA S (usb-3f980000.usb-1.3): /dev/video0 > v4l2-ctl -d /dev/video0 --list-formats-ext ioctl: VIDIOC_ENUM_FMT Index : 0 Type : Video Capture Pixel Format: 'MJPG' (compressed) Name : MJPEG Size: Discrete 1280x720 Interval: Discrete 0.067s (14.985 fps)
上記のように、Theta Sは、RasPiからデバイスファイル/dev/video0でアクセスが出来ていて、14.985fpsでMJPG(Motion JPEG)フォーマットの動画を入力出来ていることがわかる。
3)motionで配信
以前インストールして自動起動するようにしてあるmotionで、Theta Sから取り込んだ動画を配信できているかどうかを、同じLAN内にあるWindows PCのFirefoxで確認する。
hirotaka-hachiya.hatenablog.com
下図のように、RasPiのIPアドレスに、ポート8081でアクセスすると2つの動画が表示できる。
今回わかったが、Theta Sのライブモードでは、解像度が1280x720で、フレームレートが14.985fpsで固定であり、変更することができない。また、RasPiにTheta Sを接続する前にライブモードで起動しなければならない。つまり、繋げたままでライブモードのON・OFFができない。