覚え書きブログ

ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと

O'REILLYジャパンからから発売されている、ソフトウェアアーキテクトに向けた助言がまとめられた本「ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと」が、Webで公開されている。
http://ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと.com/

英語版「97 things every software architect should know」の97の助言に加え、この日本語版では、日本人による11の助言が追加されている。
http://ソフトウェアアーキテクトが知るべき97のこと.com/%E3%82%A8%E3%83%83%E3%82%BB%E3%82%A4

ちなみに、英語版は、Google booksで読むことができる。books.google.co.jp


どれもこれも、なるほどという助言ばかりで非常に役に立ちそう。特に、「本質的な複雑さは単純に、付随的な複雑さは取り除け(ニール・フォード)」、「一般性より単純性、再利用よりもまず最初に使えること(ケブリン・ヘニー)」、「大きなスコープは敵(デーブ・クィック)」は、一般性を追求するがあまり付随的な複雑さを導入してしまい、結局使えないものを一生懸命に作ってしまう、というよく陥りやすい罠を的確に指摘していると思う。