妻の携帯電話を、長年利用してきたソフトバンクから他社の携帯に乗り換えてみたので、その手順をメモっておく。
1)ソフトバンクの更新月を確認する
以下のMy Softbankにログインし、「料金プラン/オプションの確認・変更」をクリックすると、下図のように料金プランの項目に記載されている。この例では、「更新月2016年09月01日から1ヶ月間」となっているため、まだ更新月まで6カ月以上ある。
http://www.softbank.jp/mysoftbank/
2)ソフトバンクの解約手数料を確認する
上記の例のように、更新月じゃない時に、解約をする場合、契約解除料として9500円(税抜き)がかかる。また、電話番号を継続して利用する場合は、MNP(Mobile Number Portability)の手数料として、3000円(税抜き)がかかる。これらの解約手数料を確認するためには、下記のページが便利。
www.softbank.jp
このページの「ログインする」をクリックすると、下図のように手数料が表示される。
3)乗り換え先の契約手数料、月額料金および端末費用を確認する
事務手数料、月額料金および端末費用として初月にいくらかかるかを確認する。
楽天モバイルの場合は、下記のように、事務手数料として3000円と端末代(購入した場合)がかかるが、月額料金は初月は無料となっている。また、月額料金は、通話SIMの3.1GBプランの場合、1600円となっている。
http://mobile.rakuten.co.jp/fee/?l-id=header_pc_fee
4)乗り換え先の最低契約期間を確認する
ソフトバンクは、いわゆる「2年縛り」があるが、当然ながら乗り換え先にも最低契約期間が設定されているので、その内容と途中で契約解除した場合の費用を確認する。楽天モバイルの場合は、下図のように、最低契約期間は12カ月、違約金は9800円と記載されている。
http://mobile.rakuten.co.jp/fee/?l-id=header_pc_fee
上記のように、ソフトバンクの解約手数料、乗り換え先の事務手数料、月額料金および端末費用、最低契約期間などを鑑みて、乗り換え時の費用を何カ月で取り戻せるかなどを確認したうえで、乗り換えによるメリットがあるかどうかを判断する。
私の場合は初期費用として、9500(ソフトバンクの契約解除)+3000(ソフトバンクからのMNP手数料)+3000(楽天モバイルの事務手数料)=15500円(税抜き)がかかる。
しかしながら、楽天モバイルとソフトバンクのランニングコストには以下のように差がある。
ソフトバンクの場合:934(ホワイトプラン)+5700(パケット定額料)+1275(オプションサービス料)=7909円(税抜き)
したがって、月々では約5000円も抑えることができる。そのため、初期費用は、契約月の翌月から3か月間ほどで取り返すことができる。また、家でWIFIで接続しているため、月々のデータ通信量は、1, 2GB程度なので、ソフトバンクの7GBが上限のパケット定額は、相当なオーバースペックなのである。また、最近は通話よりもLINEでのコミュニケーションが多いので、ホワイトプランのような、かけ放題のサービスもオーバースペックなのである。
さらに、これを機に、楽天カードを契約することにより、以下のように5500円(Edyの初期チャージ額500円含む)のキャッシュバックがある。
したがって、私の場合、楽天モバイルに乗り換えるメリットは大きいと判断できる。もちろん、楽天モバイルよりさらに良い乗り換え先があるかもしれないが。。。
5)ソフトバンクからMNP予約番号を取得する
解約したい携帯から「*5533」に電話をかけて、あとは案内にしたがってMNP予約番号を発行してもらう。http://www.softbank.jp/mobile/support/cancellation/mnp/
オペレータが解約理由や、乗り換え先の会社やプランなどを聞き出して、様々な引き止め作戦を実行してくるが、粛々と番号を発行してもらう。私の場合は、Y!mobileに乗り換えすれば、解約費用とMNP手数料を無しにして、さらに1年目は月額料金から2000割引き、2年目は1000円割引きをすると言われた。とりあえず番号を発行してもらい、あとで落ち着いて楽天モバイルと比較し、楽天モバイルの方が得と判断した。
6)乗り換え先にMNP予約番号を提供し契約
MNP予約番号は、15日間の有効期限があり、その間に、乗り換え先と契約し携帯電話番号が登録されると、自動的にソフトバンクは解約されることになる。実際には、WEBで購入したため、ソフトバンクの携帯が解除されてから、楽天モバイルの携帯が届き利用できるまでに約30時間ほどかかった。楽天モバイルの携帯をアクティベートする手順は、また次回紹介する。