BaffaloのWIFI子機、WI-U2-433DMとWI-U2-433DMSを、ubuntu18.04で使えるようにしたので、その時のメモ。
１）まず、ビルドに必要な開発環境のインストール
> sudo apt-get install linux-headers-generic build-essential
２）gitからドライバのダウンロード
> git clone https://github.com/gnab/rtl8812au.git
他のブログでは、WI-U2-433-DMとWI-U2-433DMSでは異なるドライバ（433DMSは8812AUではなく8821AU）が必要で、以下のrtl8812AU_8821AU両方に対応したドライバをインストールする例が紹介されているが、私の環境では、どちらでも上記の同じドライバで動作した。
> git clone https://github.com/scrivy/rtl8812AU_8821AU_linux.git
３）git cloneしたフォルダに移動しmakeとmake install
> make > sudo make install
４）インストールされたドライバファイル（.ko）を確認
> ls -lt /lib/modules/4.15.0-124-generic/kernel/drivers/net/wireless/*.ko 8812au.ko
５）確認したドライバファイルをmodprobe
sudo modprobe 8812au
そうすると、以下のようにネットワークのメニューにwifiの項目が追加されるので、アクセスポイントを設定し接続する。
６）ifconfigでアドレスの確認
アクセスポイントへの認証が通ったら、ifconfigでipアドレスを確認する。
> ifconfig -a
wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST> mtu 1500
inet 192.168.6.12 netmask 255.255.248.0 broadcast 192.168.7.255
inet6 fe80::a941:b862:bf99:2924 prefixlen 64 scopeid 0x20<link>
ether 18:ec:e7:31:19:b4 txqueuelen 1000 (イーサネット)
RX packets 755 bytes 244672 (244.6 KB)
RX errors 0 dropped 88 overruns 0 frame 0
TX packets 271 bytes 49189 (49.1 KB)
TX errors 0 dropped 0 overruns 0 carrier 0 collisions 0
