- Arduino UNO R3
- 超音波センサHC-SR04
- モータドライバTA7291P
- スイッチ付き電池ボックス(単三4本)
- DCプラグ(内径:2.1mm、外径:5.5mm)
- DCプラグ付きバッテリースナップ(内径:2.1mm、外径:5.5mm)
- 単三電池4本
- 角型電池1本
を購入してきた。
今回は、Arduino IDEをLinuxにインストールして、購入してきたArduino UNOのLEDを点滅させるところまで進めてみる。
まずは、Arduino 1.6.5のLinux64bit版「arduino-1.6.5-linux64.tar.xz」を、https://www.arduino.cc/en/main/softwareから、ダウンロード、解凍、および起動する。
> xz -dv arduino-1.6.5-linux64.tar.xz > tar -xvf arduino-1.6.5-linux64.tar > cd arduino-1.6.5 > sudo ./arduino
ここで、Arduino UNOに書き込む際に、ルート権限が必要なため、arduinoをsudoで起動する必要がある。
arduinoを起動すると、下図のように、arduinoのプログラムのテンプレートが表示される。
arduinoのプログラムは、初期化のsetup関数と、繰り返しのloop関数から構成される。
そして、ArduinoIDEとArduino UNOの動作確認のために、LEDを点滅させるプログラムを、下記のサイトを参考に作った。
https://www.arduino.cc/en/Tutorial/Blink
/* Blink Turns on an LED on for one second, then off for one second, repeatedly. This example code is in the public domain. */ // the setup routine runs once when you press reset: void setup() { // initialize the digital pin as an output. pinMode(13, OUTPUT); } // the loop routine runs over and over again forever: void loop() { digitalWrite(13, HIGH); // turn the LED on (HIGH is the voltage level) delay(1000); // wait for a second digitalWrite(13, LOW); // turn the LED off by making the voltage LOW delay(1000); // wait for a second }
setup関数では、13番ピンをpinModeを用いて出力モード(OUTPUT)に設定している。
loop関数では、digitalWriteを用いて、13番ピンに、HIGH(1)およびLOW(0)を繰り返し出力している。
delay(1000)は、1秒間遅らせている。
Arduino UNOとパソコンを、USBケーブルで接続し、Arduino IDEの「ツール」メニューの「ポート」で
「/dev/ttyACM0(Arduino UNO)」を選択し、「スケッチ」メニューの「マイコンボードに書き込む」を選択し、
Arduino UNOにコンパイルしたプログラムを書き込んだ。
次に、下記の写真のように、Arduino UNOのGNDピンと、13ピンとを、抵抗とLEDとを付けたブレッドボードに繋ぎ、DCプラグ付きバッテリースナップを介して角型電池をArduino UNOに繋いで、LEDが一秒間隔で点滅するのを確認した。
今回のLEDの点滅は、子供が最初に作るArduinoのプログラムとしては丁度いいレベルだった。